家族の支え

家族に出来るアプローチ

医者

子供だけでなく夫または妻がひきこもりになってしまった場合に家族がするべきことは相手を理解する努力です。自分の物差しでひきこもりになった家族を判断するのではなく、真剣に向き合ってあげる事です。本人も苦しんでいることをまるごとを分かってあげましょう。学校や職場に行けない状況を本人が一番悩んでいるはずです。あるがままの相手を受け入れましょう。 相手を理解する努力の次にするのは、自分自身を理解する事です。ひきこもりの家族が暮らす環境を作ったのも、状況を悲劇的にジャッジする観念を持つのも自分です。自分の考え方や価値観だけが正しかったのでしょうか。多様な価値観に心を広げ、聞く耳を持ち相手と対等で愛のある共感のできる家庭環境を整えることが大切です。

本人に出来るアプローチ

ひきこもりで辛い思いをしているのは本人です。あまり口に出して表現していないとしても解決を望んでいるはずです。本人のペースで一歩ずつ出来る事から小さな行動を取る事で自信がつきます。 例えば、ひきこもりの学生であれば、通信制高校に入り、高卒資格を取ることにより、社会へ一歩進めます。あるいはフリースクールに入り、従来の学校教育の枠にとらわない環境の中で、他者との関わりを持ち友人を作る事ができます。 ひとりで出来る事として、元気を取り戻す為に、日々好きな事をするのも効果があります。趣味でもよいのです。最初は小さな行動かもしれませんが続ける事によって、家族へ、友達へ、社会へと個性の表現が何等かの形で広がってゆきます。社会へ進む一歩となるでしょう。 また、専門の各種カウンセリングを活用する道もあります。家族の中だけで悩み考えるのではなく、専門家に相談することで、心が広く開かれてゆくでしょう。